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結婚後も仕事と家庭を両立する方法

2023/10/31 (広島)

結婚後も仕事と家庭を両立する方法のイメージ

結婚後、多くの人が家庭と仕事を両立させることが難しいと感じているのではないでしょうか。特に子育てや家事といった家庭の負担と、仕事でのプレッシャーや時間の制約といった職業上の要件の両方を満たす事は容易ではありません。仕事と家庭のバランスをとるためにはどのようなことが必要になっていくのか、以下で見ていきましょう。

(1)男女正社員のキャリア

まずは男女間でキャリアに対してどのような考え方の差があるのか、現状についてみていきます。

独立行政法人労働製作研究・研究機構「男女正社員のキャリアと両立支援に関する調査」(平成25年3月)によれば課長職以上への昇進を希望する者の割合は男性に比べて女性は顕著に低くなっています。昇進を望まない理由としては「自分には能力がない」、「責任が重くなる」という理由は男女間でほとんど差がない一方で、「メリットが無いまたは低い」、「やるべき仕事が増える」という理由は男性が女性よりも多く、「仕事と家庭の両立が困難になる」、「周りに同姓の管理職がいない」という理由は女性が男性よりも多く挙げています。

女性にとっては管理職にチャレンジしたくても、実際には家庭の家事負担が障害になったり、見本となる女性管理職が身近にいなかったりなど、環境が原因でチャレンジの二の足を踏んでしまっている現状があるようです。

(2)仕事と家庭のバランスのとり方

結婚後もキャリアを続けたい女性にとって、仕事と家庭のバランスは重要なテーマです。このバランスを取るためには、以下のポイントを意識して生活していくことが大切です。

(2.1)仕事と家庭のバランスをとるためのポイント

まず、時間の使い方を工夫しましょう。仕事のスケジュールを立てる際には、家庭の予定も考慮に入れることが必要です。例えば、子供の学校行事や家族のイベントには積極的に参加し、大切な時間を家族と共有しましょう。また、仕事の時間を有効に使うために、タスクを分けて優先順位をつけることも有効です。計画的な時間管理を心がけることで、仕事と家庭の両立がしやすくなります。

(2.2)パートナーとのコミュニケーションの重要性

次に、パートナーとのコミュニケーションを大切にしましょう。仕事と家庭を両立するためには、お互いのサポートが欠かせません。パートナーとの話し合いを通じて、お互いの意見や希望を共有し、協力することが重要です。また、日々のコミュニケーションを深めることで、お互いの負担を軽減し、円満な家庭を築くことができます。

(2.3)家事や育児の分担

家事や育児の負担を分担することは、仕事と家庭の両立を円滑に進めるために不可欠です。まず、パートナーとタスクを公平に分担することが大切です。家事や育児のスケジュールを共有し、お互いに責任を持つことで、負担を均等に分けることができます。さらに、外部のサポートを活用することも考えましょう。例えば、家事代行サービスや保育園の利用など、外部の力を借りることで、家事や育児の負担を軽減することができます。家事や育児の負担を分担することで、仕事に集中できる時間が生まれ、より充実したワークライフバランスを実現することができます。

(3)夫婦での家事分担のポイント

結婚と仕事のバランスをとるためには家事分担の工夫が必要です。具体的なポイントを見ていきましょう。

(3.1)相互理解とコミュニケーション

1つ目のポイントは、相互理解とコミュニケーションです。お互いの忙しさや負担を知り、理解し合うことで、自然と家事分担をする意識が芽生えます。日常的にコミュニケーションをとり、家事の負担が偏らないように話し合いましょう。

(3.2)得意な家事と不得意な家事で分ける

2つ目のポイントは得意な家事と苦手な家事を明確にして分担することです。お互いが得意な家事は自分が担当し、苦手な家事は相手に任せることで、効率的な家事分担ができます。例えば、夫は料理が得意なので、夕食の準備や調理を担当します。一方、妻は掃除や洗濯が得意なので、家の清掃や衣類の洗濯を担当します。このように、得意な家事を任せることで、それぞれが能力を活かせるだけでなく、時間を節約することも可能です。

(3.3)プロのサポートの活用

3つ目はプロのサポートを活用することです。忙しいときや特別なイベントの際にはプロのヘルプを頼むことで負担を軽減することができます。ハウスクリーニングや食事のデリバリーなどを利用することで家事の効率化が図れます。

結婚後もキャリアを続けたい人にとって、仕事と家庭のバランスは挑戦の連続です。しかし、上記のポイントを意識し、工夫していくことで、より充実した生活を送ることができるでしょう。すべてを完璧にこなす事を目指すのではなく、外部のサポートを利用しながら仕事と家庭のバランスをとるようにしていきましょう。

(4)共働き夫婦の育児の工夫

子育てにおける役割分担の工夫

自分たちの子育てにおいて、よりスムーズに進めるためには、育児においても夫婦間での役割分担が重要です。例えば、朝の準備において、夫は子供たちの支度を担当することで、妻は朝食の準備に集中できます。また、子供たちの学習や習い事のサポートでは、夫が時間を作って積極的に関わることで、妻は他の家事に専念することができます。これにより、子供たちの成長をしっかりとサポートするだけでなく、夫婦間の連携も深めることができます。

(5)家族時間の確保のための工夫

(5.1)便利家電の活用

家事の一環である掃除は時間を取られる大きな負担です。最近では技術の進化によりロボット掃除機が普及し始めています。ロボット掃除機はボタン一つで自動的に床を掃除してくれるため、時間と労力を節約することができます。また最近では多くの機種が販売されており、部屋の隅々までしっかりと掃除してくれるため、掃除にかける時間やエネルギーを大幅に削減することができます。

また食器洗いも毎日発生する家事の一つです。食器洗い乾燥機を利用することで食後の手間を大幅に削減することが可能になります。

(5.2)スケジュール作成

共働き夫婦にとって、家族との時間を確保することは大切です。家族時間を大切にするためには、まずは定期的なスケジュールの作成が重要です。仕事や子供の予定を考慮しながら、家族での楽しいイベントや外出を計画しましょう。また、日常のルーティンとして、夕食時もしくは朝食時には必ず家族全員が揃って食事をすることも大切です。これにより、家族間のコミュニケーションを深め、絆を築くことができます。さらに、休日や週末には家族でお出かけをするなど、思い出作りにも積極的に取り組みましょう。

(6)ストレスを発散するためのリラックス法

仕事と家庭を両立する生活は忙しく、ストレスが溜まりがちです。そんな時は、リラックス法を活用しましょう。例えば、瞑想やヨガ、お風呂に入るなど、自分に合った方法でリラックスする時間を作ることが大切です。また、趣味やアウトドア活動など、ストレス発散につながる活動にも積極的に取り組むことが必要です。これにより、心身のリフレッシュを図り、仕事と家庭の両立を楽しんでいくことができます。家族で楽しめて夢中になれる共通の趣味などがあり、それが楽しみになってくると生活に潤いが出てくることでしょう。

まとめ

以上が、共働き夫婦が家事と育児を工夫するためのアドバイスです。効率的な家事の分担や役割分担、家族時間の確保などを意識することで、夫婦関係の改善や子供たちの成長支援につながります。みなさんも、これらの工夫を取り入れて、より充実した生活を送っていきましょう。

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