結婚を阻害する古い結婚観!変化している令和の結婚観とは?
2024/11/13 (広島)
現代において、結婚観は大きく変化しています。厚生労働省の2023年人口動態統計によれば、初婚同士の結婚において24.8%は「妻が年上」というケースであり、この傾向は増加しています。かつては「夫は年上、妻は年下」という価値観が一般的でしたが、こうした昭和の結婚観は令和の時代では通用しにくくなってきているのです。それにも関わらず、婚活の現場ではまだ古い結婚観にとらわれたまま活動を続けている方も多く、それが原因でなかなか結婚に至らないケースが見受けられます。
本記事では、令和の結婚観について解説し、いつまでも古い結婚観に縛られて婚活がうまくいかない理由や、そのような古い価値観を手放して素敵なパートナーと出会うためのポイントを考察します。
1.古い結婚観がもたらす婚活の弊害
古い結婚観が婚活を阻害する要因になっていることは、決して少なくありません。特に次のような古い結婚観が、出会いや結婚のチャンスを狭めてしまっていることが多く見受けられます。
1-1.「年齢差の固定観念」
かつては「夫は年上、妻は年下」という価値観が支配的でしたが、現代では年齢差の概念が変わってきています。厚生労働省の統計にある通り、「妻が年上」という組み合わせが増えていることからもわかるように、令和の時代には年齢が大きな壁になることは少なくなっています。にもかかわらず、今でも年下男性を「頼りない」「収入が少ないのでは」といった偏見で選択肢から外してしまう女性や、年上女性に対して「家庭的ではないのでは」と敬遠する男性が少なくありません。これらの固定観念が、出会いのチャンスを狭める結果となっています。
1-2.「男性が稼ぎ手であるべき」という思い込み
かつては「結婚後は男性が一家の大黒柱となり、女性は家庭を守る」という価値観が強く根付いていました。しかし、現在では共働き世帯が主流になりつつあり、夫婦で経済的負担を分かち合うことが一般的です。にもかかわらず、「男性が収入を多く稼いでいないと不安」「年収が高い男性と結婚したい」という古い考えを持ち続けていると、出会いのチャンスを逃してしまうことが多くなります。
1-3.「女性は若くて美しい方が価値がある」という偏見
女性に対して、若さや容姿を重要視する価値観も、依然として婚活の場で影響を及ぼしています。しかし現代では、年齢を重ねても自立し、自己成長を続ける女性が増えています。外見や年齢にとらわれず、相手の内面や価値観に重きを置いた婚活をすることで、より良いパートナーと出会える可能性が高まります。
1-4.「結婚=家と家とのつながり」という価値観
昔は「結婚とは家族同士のつながり」という考えが根強くありました。しかし、令和の結婚観では「個人と個人のつながり」がより重要視されています。特に親世代が結婚相手の条件に口を挟むケースや、親の意向を重視しすぎるケースでは、本人の意志が反映されないことが多く、ミスマッチが生まれやすくなります。
2.令和の結婚観とは?現代における結婚の価値観の変化
古い結婚観が変化している背景には、社会や生活環境の大きな変化が関係しています。現代における結婚観の特徴として、以下のような価値観が広がっています。
2-1.「パートナーシップ」に重きを置いた結婚
現代では、結婚において「対等なパートナーシップ」を求める人が増えています。年齢差や収入差、家事の分担にこだわるのではなく、お互いを支え合い、対等な関係を築けることを重要視する価値観が広まっています。このような対等なパートナーシップを求める姿勢が、結婚生活をより安定したものにする傾向にあります。
2-2.「自己実現」や「自己成長」を尊重する結婚
令和の結婚観では、お互いが自分の人生を大切にし、個々の目標を持ちながら成長していく関係が理想とされています。結婚によってどちらか一方が犠牲になるのではなく、相互に尊重し合い、成長し合う関係性が求められています。このように、結婚生活を「自己実現」の場と捉えることで、より良い関係を築きやすくなります。
2-3.「柔軟な家族のかたち」を認める結婚
以前は結婚すると必ず子どもを持ち、標準的な家族像を築くことが期待されていましたが、現代では子どもを持たない夫婦も増えています。また、子どもがいるかどうかに関わらず、パートナーシップに価値を見出す人が増えており、家族の形にとらわれずに柔軟な価値観で結婚を考える風潮が広がっています。
3.古い結婚観を手放して素敵なパートナーと出会うためには?
現代にふさわしい結婚観を身につけることで、婚活を成功に導くことができます。以下に、古い結婚観を手放し、柔軟な価値観を取り入れるためのポイントを紹介します。
3-1.固定観念にとらわれない
まず、相手に求める条件について「年齢」「収入」などの固定観念を見直しましょう。先入観を排除し、実際に会って話をしてみることで、新しい価値観に気づくことができます。
3-2.自分の人生観や価値観を明確にする
結婚を考える上で、自分がどのような人生を送りたいのかを明確にすることも大切です。例えば、「共働きがしたい」「仕事と家庭のバランスを取りたい」などの希望を具体的に持つことで、相性の良いパートナーと出会える可能性が高まります。
3-3.他人の意見や世間体を気にしすぎない
家族や周囲の期待に縛られず、自分の価値観を大切にしましょう。他人の意見に左右されると、本来の自分の希望が見えにくくなり、婚活の方向性がブレてしまいます。
3-4.パートナーと柔軟に価値観を共有する
出会った相手と率直に価値観を共有し、お互いに理解し合う姿勢を持つことが重要です。「完璧な相手」を探すのではなく、価値観をすり合わせながら一緒に成長できる相手を見つけることが、令和の結婚観にふさわしい婚活の在り方です。
まとめ
令和の結婚観では、従来の年齢や性別、収入に対する固定観念を超えて、お互いが対等な立場で支え合い、成長し合える関係が重視されるようになっています。この新しい価値観を受け入れることで、婚活も成功に近づくでしょう。固定観念にとらわれず、柔軟でオープンな考え方を持つことで、令和の時代にふさわしい素敵なパートナーと巡り会える可能性が高まります。 古い価値観を手放し、前向きな姿勢で新たな価値観を取り入れることで、これまで気づけなかった出会いや素晴らしいご縁を見つけることができるかもしれません。 現代の婚活では、古い結婚観を見直し、自分らしく自然体で向き合うことが大切です。年齢や条件にとらわれるのではなく、自分の理想の生き方や価値観を大切にして、心から結びつける関係を築くことが、幸せな結婚への近道となるでしょう。
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